ヤマボウシの剪定時期や手順!お手入れ方法や注意する点をご紹介!

【タイトル画像】ヤマボウシの剪定時期や手順!お手入れ方法や注意する点をご紹介!

ヤマボウシは、年々ますます人気が高くなっている庭木のひとつ。

もともと雑木で、小さくも大きくも育てられる木のため、自然に樹形が整うので手間がかかりません。

 

今回の記事では、ヤマボウシの剪定時期やお手入れ方法をはじめ、注意するポイントをご紹介します。

剪定前に|ヤマボウシ4つの基礎知識

剪定前にヤマボウシの4つの基礎知識について抑えておきましょう!

基礎知識を抑えることで、実際に剪定をする際にとても役に立ちます^^

 

基礎1. ヤマボウシは落葉樹!

ヤマボウシは初夏に花が咲き、秋に実がつき、冬に落葉します。

落葉期間中が、剪定に最適です。

 

基礎2. 手間いらず

ヤマボウシの育て方は、手間いらず。自然に樹形が整います。

可憐な花を咲かせるので、玄関や庭に植えればシンボルツリーになりますよ

 

基礎3. 放っておくと高くなっていく

ヤマボウシは雑木です。自然に放っておくと、高さが10mを超えることも!

庭木や街路樹で育てているときは、高さを抑えることが重要です。

「これ以上は高くしない」という高さを決めて、常にその位置をキープしましょう。

なお、高くなりすぎて切り詰める場合は、必ず落葉している冬に剪定します。

ヤマボウシの幹の先端を切れば、その高さで落ち着きます

 

基礎4. 大きく育つが小さく抑えることも可能

ヤマボウシは雑木なので、大きく育つのが特徴ですが、小さく抑えて育てることが可能です。

育ったヤマボウシの大きさと形は、そのまま地中の根の張り具合と同じ規模。

広い庭でのびのび育てるより、玄関前などの限られたスペースが根の成長を抑えられます

根が広がらなければ、それ以上は大きく育たないことも覚えておくと◎。

 

ヤマボウシの剪定方法|6つのポイント

ヤマボウシを剪定するのは、基本的に冬。年に1回でOK!

しかも、翌年の花と果実を気にしないのであれば、すべての細い枝を切り落としても大丈夫です。

それでは、ヤマボウシの剪定方法のポイントを6つご紹介します。

 

ポイント1. 細い枝を切る

今年の夏に育った新しい枝は、細いです。

切らずに育て続ければ、そのまま太くなっていきます。

太い枝を残し、そこから伸びた細い枝を切れば、次にまた細く枝が生えてきます。

 

ポイント2. 花を咲かせたい枝は残す

夏の間には、翌年の花芽が育っています

つまり、落葉すれば、枝についている花芽をしっかり観察できるということ。

『この枝は花を咲かせたいな』と思ったら、その枝は手をつけずに丸ごと残しましょう。

その枝は、しっかりと花が咲き、果実が実ります。

 

ポイント3. 高さを抑える

ヤマボウシは、なんだかんだいっても、とにかく高さを抑えること!

これだけ守れば、苦労しません。

「これ以上は高くしない」「ここで止めたい」と決めて、そこから伸びる新しい枝は切ります。

 

ポイント4. 変な方向に伸びた枝は除去する

雑木のメリットです!自然に樹形が整います

ですから、曲がりくねっている枝など、変な方向に伸びた枝だけ剪定しましょう。

ヤマボウシは、意外と「曲がり枝」が多いです。根元から切ればOK。

 

ポイント5. 細かい剪定のテクニックは不要

乱暴な言い方に聞こえるかもしれませんが、「透かし剪定」などのテクニックは必要ありません

大切なのは、高さを抑えること。

 

ポイント6. 枝は根元で切る

ヤマボウシの枝を切るときは根元から切りましょう。

ヤマボウシに限らず雑木は直感で剪定したほうが、樹形が美しく整います。

落葉期間に、まるで影絵のように、枝だけのシルエットでチェックできます。

直感で「この枝は邪魔だな」「この枝いい!」と、決めて剪定してOKです。

 

ヤマボウシの剪定時期について

ヤマボウシはは落葉樹です。剪定は冬と初夏に行いましょう!

 

冬の剪定時期

冬の落葉している期間が、ヤマボウシにとって最適な剪定時期です。

強めに剪定したり、幹を切り詰めることも可能。

 

初夏の剪定時期

初夏には春に育ち始めた新しい枝が伸びてきます。

基本はそのままで大丈夫ですが、曲がったり、変な方向に伸びていきそうな枝を見つけたときだけ剪定します。

剪定は枝元から切っていきましょう。

 

ヤマボウシは水を好みますので、雨の季節は、しっとりとした葉が茂ります。

ヤマボウシは水をあげなくても枯れることはありませんが、暑さと乾燥で葉が縮んだように丸まります。

葉が縮んでいるときは、剪定しないでください。

切り口が暑さで傷んで極度に乾燥し、不自然に枯れる原因になります。

 

ヤマボウシの剪定手順|3つのコツ

ヤマボウシの剪定でやりがちなミス・・・それは、手の届く範囲を考えなしに切ってしまうこと。

そうならないよう、ここでは剪定手順をご紹介します。

 

その1. 上部は気軽に大胆に剪定してOK!

上部の方は適当に剪定しても、さほど問題ありません。

花と果実を翌年楽しめませんが再来年には花も果実も楽しめます

 

その2. 下部は慎重に!わからなければ残す

下の方の枝を剪定してしまうと、ヤマボウシが『もうじゅうぶん成長した』と判断してしまうため、なかなか芽が出ません。

猫シャッチョ

下部はとにかく慎重にニャ!

判断に迷ったら、上部だけ剪定しておいて、下は手を付けずに残しておきましょう。

高ささえ抑えてあれば、下部は数年経ってからでも、落葉期間中に大きく切り詰められます。

 

その3. 横へ伸びた枝はむやみに切らない

いい感じで横へと伸びて育った枝をバッサリ切ると、同じような形で再び生えてくるとは限りません。

つまり、きれいに横に伸びている枝を根元から切ってしまうと、樹形が崩れてしまうのです。

太くなった枝は成長が遅くなり、横に伸びた枝は自然に抑えられます

さらに1年後に、太い枝から新しく伸びた細い枝だけ切れば、樹形が崩れません。

 

剪定手順のPOINT
  • 大きく育ちすぎて困ったときは、とにかく上部を剪定する!
  • 下部は、数年経過してからの剪定でも大丈夫。
  • 綺麗に横に伸びた枝の剪定は慎重に!
  • 手の届く簡単な枝から切るのはNG。

ヤマボウシの剪定は上から剪定すると覚えておきましょう🎵

 

ヤマボウシの季節ごとの楽しみ方

梅雨は白い花を楽しむ

ヤマボウシは白い花で、6月が開花時期。

やや緑色がかった白さに感じられることもあり、清楚な印象です。

枝の先端に花芽があって、白い花が咲くとまるで傘を広げたように美しいのが特徴!

雨にぬれても強いので、梅雨の時期はしばらく花を楽しむことができます。

 

夏に花芽が育つ

ヤマボウシの花芽は、夏に育ちます。

今年の夏に育つ花芽が咲くのは、来年の初夏です。

つまり、今年の初夏に咲く花は、昨年の夏に育った枝の先端ということになります。

 

ヤマボウシの花は2年がかり!

  • 昨年の枝に今年の花
  • 今年の枝に来年の花

と覚えておきましょう(^0^)/

 

秋に赤い実を楽しむ

ヤマボウシは9月頃に、直径1cm~3cmくらいの球体の赤い果実がつきます。

ヤマボウシの実は食用の果実で、イチゴとサクランボをミックスしたような味わいです。

見た目は丸いイチゴのようで、形状はサクランボのよう。

鑑賞して楽しむだけでも良いですし、収穫してジャムにすることもできます。

 

ヤマボウシが強くて丈夫な5つの理由

ヤマボウシは強くて丈夫な庭木の一つで、分類上ハナミズキと同じミズキ科ミズキ属の植物です。

そのため、ハナミズキと似ていることで知られており、育て方で困ったときはハナミズキを参考にできます。

 

理由1. 育ちすぎる傾向がある

ハナミズキは昭和40年代に流行し、すでに庭木として定着してます。

ホームセンターや園芸店での取り扱いも豊富です。

大きくなりすぎて困ったエピソードや、どのように育てたら良いのか、ハナミズキを参考にできます。

ヤマボウシを取り扱っていないお店でも、ハナミズキのことは有名で知っていますから、いろいろ教えてもらえますよ。

 

理由3. 病気に強い!

ヤマボウシはハナミズキよりも病気に強くて丈夫です。

専門的な名前になってしまいますが、ハナミズキは「炭疽病」にかかりやすく、一度病気になると完治は困難で害虫が寄り付きやすくなります。

しかし、ヤマボウシは、ハナミズキ炭疽病に抵抗性があります!

ハナミズキ炭疽病をはじめ、あらゆる植物の病気に対して抵抗性が強く害虫が大繁殖するリスクも極めて低いのが特徴です。

たまに、ケンケンムシなどの緑色の毛虫がいるかもしれませんが、深刻な被害にはなりません。

 

理由4. 害虫に強い

病虫害で弱ったり枯れてしまったハナミズキの街路樹を、新たにヤマボウシに植え替える施工例があります。

消毒や殺虫剤を散布しなくても、手間なく自然に育てられるからです。

 

理由5. 公害(排気ガス)に強い

排気ガスに強いので、道路に面している家でも安心して育てられます。

通行量の多い幹線道路で人気があるのも納得です。

 

まとめ

ヤマボウシは神経質にならなくても自然に樹形が整うので、手間のかからない雑木です。

ただし、自然のままでは10mを超えますので、高さは抑えましょう。

白い花と赤い実も楽しめて、あなたの住まいのシンボルツリーにすることができますよ^^

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